日曜日の夜に一大事発生(イースター週末)

いやはやとんでもないことが起こってしまいました。
しかも、わたくし林檎のせいで。。。

カナダはイースターの週末です。
日曜日の夜の夕飯は土曜日丸一日かけてターキーの骨を煮込んでとった
出汁を使ってターキーラーメン。
これが美味しかったこと。

話をもどすと悲劇は夕飯の後に起こりました。

夕飯後に家族全員で散歩にでかけるよーってことで
各々準備をしておりました。

玄関からガレージにいくドアがあるのですが、
私はガレージ側で靴を履いてました。
そのガレージから玄関側に戻るドアをそおーっと開けた瞬間
何かに当たる音。
そして旦那の「ううぅうー」という悲鳴。

どうした?どうした?と思っていると、Kazが口を押させて
朦朧としてる。

一体何事?と思ってると、旦那が
「林檎、Kazがお前があけたドアで顔面うったんだぞ!すごい音だった。やばい!」
って。

えっ?ドアはそろっとあけたし、まさか?
と思っていると、Kazの押さえてた口から白いものがポロリと落ちた。

ひぇー、まさか歯が欠けた?!?

急いでアイスをとりにいき、大泣きするKazをソファーに座らせて何が
おきたのかみてみると、上の前歯の1本の歯が欠けた上、大量出血が
起きていた。

アイスで売ったところの上を押さえさせてるけど、その間も
Kazはボロボロと涙をこぼしている。
「ごめんね、ごめんね」
と謝ってみても痛そうで痛そうでかわいそう。

洗面台で塩水うがいをさせてみるも一向に血はとまらない。

イースターの週末の夜だし、しかも非常事態宣言中で歯医者は開いてないのは
百も承知。それでも、もしかしたら今週中に診てもらえるよう
なんとかしてもらえないかと思って、かかりつけの歯医者に電話しました。
案の定、留守電。
でも、非常の時はメッセージを残してくださいとあったので
事情を説明し、明日みてもらえないか折り返しがほしいと残しました。

その後もKazの血は止まらなくて、痛そうなこと。
よーくみてみると、欠けた歯はぐらぐらしてる。
まさか、大人の歯なのに抜けるの?と思いながらどうすることもできず
アイスをあてさせてました。

気をまぎらわせるために映画を見させてたら、どうやら一時的な
痛みは和らいできた模様。でも、歯を触ると痛いらしい。

そんなことをしていたら、なんと歯医者さんからテキストがきました。
歯医者「明日、治療の話をしましょう。とりあえず歯の写真を送って」

林檎、「こんな感じで歯が欠けて、血がとまりません。」

歯医者「もしかして欠けた歯が下におりてきてる?」

林檎「えっ?気づいてませんでした。でも確かに隣の歯より下にきてる」

歯医者「上におしあげてみて」

林檎&旦那 - Kazに歯を押し上げられるかやらせてみると激痛みたいで無理そう

林檎「痛そうで無理みたいです。」

歯医者「何時にこれはおきたの?」

林檎「7時です」 (この時点で9時前)

歯医者「私のオフィスから近いの?」

林檎「5分くらいのところです」

歯医者「今からこれる?」

林檎「もちろん。10分後にいきます」

歯医者「OK.じゃあ10分後に」



ってことで、日曜日の夜中の9時すぎにKazをかかりつけの歯医者につれていきました。

レントゲンをすぐにとってくれて、みてみると歯自体は根元まで折れることなく
しっかりしているので、下がってきてるのを押し上げておけば
元に戻る可能性は高いとのこと。Kazがまだ子供だってのも有利だと思うと
言ってもらえて、内心ほっとしました。

下がった歯を上に押し上げて、ワイヤーで隣の歯とつなぎ位置の固定を
してくれたみたいです。
そして歯の欠けたところも白い詰め物で治してくれました。
処置時間45分くらいかな。

とにかく感謝「Thank you!]の一言です。

歯医者「2週間くらいは柔らかいものしか食べてはだめよ。
3週間くらいでワイヤーがとれると思うわ。おそらくまだ若いし
歯は元に戻ると思う。これが明日の朝だったら絶対に遅かったわ。
今日処置しないと無理だと思ったの。ただし、もし神経がダメになってたら
歯の色が変わっていく可能性もあるわよ。その時はインプラントね。」

あちゃー、最悪な場合はインプラントの可能性もあるといわれて
林檎は複雑な思いでした。
10歳のわが子の大切な大人の歯を失わせるなんて考えただけでも
申し訳なくて。。。。
今はKazの体の復活力を祈るのみ。

日曜日の夜に緊急で見てくれたことに深くお礼を言って
歯医者のオフィスを後にしました。

治療の後はKazも歯は今のところ痛くないって言ってました。
歯を押し上げたこともあって止まらなかった血も止まったし、
本当に今晩みてもらえたのが幸いでした。


アクシデントだったとはいえ、わが子に痛い思いをさせたことで
私の心は本当に痛くて痛くて、申し訳ない気持ちがいっぱいです。
とにかく、Kazの歯が色がかわることなく元の位置で固定されるといいなと思います。

そして、イースターの週末のしかも日曜日の夜に緊急で治療してくださった
歯医者さんに心から感謝です。ありがとうございました。









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